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【はじめての佐渡観光】(10)佐渡の伝統芸能を楽しもう 「人形芝居」 

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文弥人形芝居

佐渡には説教人形・のろま人形・文弥人形と3種類の人形芝居があります。これらはすべて「佐渡の人形芝居」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。説教人形は説教節の語りに合わせて演じられ、のろま人形と合せて演じられます。のろま人形は素朴な佐渡の方言で語られ、幕間狂言として登場することが一般的です。文弥人形は当初文弥節が伝わり、三味線の弾き語りとして語り継がれましたが、1870年頃に人形遣いと語りによる芝居が確立したと言われています。

詳しくは 👉https://www.city.sado.niigata.jp/site/bunkazai/5156.html

春駒(はりこま)

木製の馬の首にまたがり、地唄に合わせて祝いの言葉を述べながら舞い踊る門付けで、正月や祝い事に欠かせない伝統芸能です。相川地区の春駒で使われる黒褐色で頬のゆがんだ奇怪な面は、江戸時代初期に相川金銀山の山師で最も活躍した味方但馬の顔つきともいわれています。

つぶろさし

新潟県の無形民俗文化財に指定されている佐渡の太神楽舞楽の1つで、羽茂地区にある菅原神社に奉納され、氏子を門付けしてまわる太神楽です。同じ系統の神楽に「鬼舞つぶろさし」や小木地区では「大々神楽」や「ちとちんとん」があります。「つぶろ」は男性器のことで、「さし」はさするの転化といわれ、子孫繁栄や豊作を祈る原始的な民俗芸能です。

花笠踊り

新潟県の無形民俗文化財に指定されている五穀豊穣を祈願する芸能で、踊り子が赤・黄・青・紫・白の花がついた笠をかぶって踊ることからその名がつきました。田植えを祝う「御田踊」、豊作を祝う「神事踊」、収穫を祝う「千代踊」「金田踊」からなります。その他に獅子や鬼の踊りなどが加わります。とりわけ、両津地区にある久知八幡宮で9月中旬に行われるものは大掛かりで華やかです。

相川音頭

盆踊りの起源については定かではありませんが、佐渡で最も古い歴史があるものです。その盆踊りで唄われる歌詞は心中ものや時事を扱ったものなど様々なジャンルがあります。中でも佐渡奉行の御前踊りで唄われた源平軍談は現在でも唄われています。男性的でめりはりの利いた優雅な踊りで、毎年6月初旬に相川地区で開催される「宵乃舞」で観ることができます。

両津甚句

両津地域に伝わる盆踊唄です。音楽的には「おけさ」以上に優れていると言われていますが、節回しが独特でやや難しいため、玄人うけする民謡と言われています。いつ頃から唄われるようになったのかは定かではありませんが、佐渡民謡の中でも代表的なものとして人気があります。